法人口座で取引した後の税金体系は?

FX法人口座は税金が得?
一般的にFX法人口座で取り引きすると税金が個人口座に比べて安く済むので得だと言われています。確かに、年間800万円未満の利益の場合は法人税が18%程度なので税率は低いでしょう。

 

しかし、2012年1月1日から個人口座の税率が一律20%(所得税15%、住民税5%)となった今、18%でも大差がないですし、年間800万円を超えると個人口座の方が得になります。法人口座の場合、FX以外の事業との損益も合算し、法人税、住民税、事業税が課されます。法人税の実効税率は約50%とも言われていますので、以前とは違い一律20%の分離課税となった個人口座とのメリットは少なくなっています。
しかしこれは税率の話だけを言っています。法人口座にはほかにもメリットがあるのです。

 

法人口座は法人税法が適用されます。個人口座では最大3年間しか損失を繰り越し控除できません。しかし、法人口座は損失の繰り延べが最大9年間も可能なのです。例えば損失が100万円、その翌年の利益が30万円であった場合は2年間の損益通算で70万円の損失ですから課税対象にならないのです。これを9年間繰り返せるのです。

 

これは大きなメリットかと思います。

 

法人口座は長期運用には向かない?

逆に法人口座はスワップ金利を目的とした中・長期運用には向いていません。というのは含み損と含み益の税務上の扱いが問題になるからです。

 

ポジションを長期間保有すると途中の段階で含み損や含み益が出てきます。レバレッジを高くできる法人口座だと規模が大きくなり、その分、その含み損益は大きくなります。法人の経理では税務上、時価基準が採用されています。含み益は決算時に利益として、含み損は決算時に損失として計上されてしまいます。つまり、売買をしていないために損益がまだ確定していないにも関わらず、この評価方法では損益が出てしまうのです。

 

そうなると、儲かっていないのに税金を払わなければならない、という事態にもなるわけです。同様の状態が個人口座で起こった場合、申告の必要もないので税金も発生しません。

 

一般企業でも黒字倒産というものがありますが、法人口座での中・長期ポジションではそれと似たような状況が起きる可能性があるのです。普通、スワップ金利を狙った取り引きでは含み益が出ない運用はありえないですから、なおのこと、まだ得ていない利益に課税されることになります。

 

というわけで、デイトレードなど短期の投資を好む方が法人口座のメリットはより強く出てきます。

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